バカにしないで 私ただの機械じゃない。 [ジャニーズ]
タイトルはふと思い出したGARNET CROWの詞の一節から。
内容とは全く関係ないです。
KAT-TUNコンの感想は一つ下の記事になります。
こちらはコンの最中や、その後にほぼ12時間ノンストップで同行者の櫻井担と話した時に感じたことを、形にならないなりに呟いております。
でも、できればいろんな人に考えてほしいかなとは思います。
お友達は一度自分のブログで酷く傷つけられて以来、自分の思ったことを書けなくなったと言っていました。
自分のブログなのに自由に発言できないという苦しさは、私もよく分かります。
だから私なりに彼女の想いを聞いて、感じたことも書き留めておきます。
他人のブログへの不満なんて、わざわざコメントすることないと思いますけどね。
鼻で笑って終わりにすればいいのに。
私は訪れた変化はとりあえず受け止めるし、そこからどうにか消化して、消化しきれなかったらさっさと捨てるタイプのファンです。
人によっては薄っぺらい、ミーハーな、軽いファンだと見るでしょう。
でも、アイドルだろうがバンドだろうが、趣味ではなく仕事にした以上は金銭や権利や難しいことがたくさん絡むし、周りの人達の生活にだって関わります。
それは誰のせいでもないし、当然のこと。
いろんなグループやバンドを見てきて、その大半が何かしら変化する時に立ち会ってきたからこそ思うことです。
だから好きな（好きだった）子達を責めたり、好きでいるのが苦しくなるくらいなら、距離を置いて客観的に見れる場所に立ちます。
その子達を嫌いになりたくないから。好きだった自分を否定したくないから。
ストレス発散や癒しのためにファンやってるのに、それでストレス溜めるなんて本末転倒ですしね。
あと、売れたりある程度の結果が出る、もしくはもう結果出ないだろうなと見切ると興味がなくなるという悪癖もありますし。
応援のし甲斐がある子が好きなもので。
昨日何がそんなに盛り上がったって、発端は聖のラップがすごいねという話でした。
彼女はサクラップがきっかけで櫻井担になったので、同じ事務所内のラップ担当である聖のことも気にかけていたそうです。
でも、自分の記憶にある聖と、今の聖のラップがあまりにも違っていて、スキルの高さやリリックの内容のよさを、手放しで絶賛していました。
それに関しては、私もここ最近の聖のラップすごいよねということで、一緒に楽しく盛り上がりました。
特にWHITEに収録されてる二曲。あれ本当にいいよねと。
が、その反面、彼女自身はこの3年間、嵐の楽曲の中からサクラップがどんどん消えていくことに非常に心を痛めています。
ジャニーズのラップ担当のパイオニアといえば、やはり櫻井さんです。
それこそジャニーズがラップなんて…と言われながら、持ち前の探究心と向上心でスキルを上げ、道を切り開いてくれた人です。
大げさかもしれませんが、今聖がKAT-TUNの中でラップ担当という自分の立ち位置を確立できているのも、事務所内でその土台を作ったのは櫻井さんです。
私も嵐の曲は周りの影響でよく聴きますし、コンサートにも連れて行ってもらいましたが、サクラップはリリックの内容も深いし、言葉遊びもおもしろいし、曲自体も締まってコンサートでも盛り上がるので、嵐には不可欠なものだと、当然のように感じていました。
だから正直、これだけラッシュのようにシングルを出している3年もの間、一度もシングル曲にサクラップが入っていないのは意外でした。
しかもシングルだけではなく、カップリングでも明らかに減っていると。
でも、それを疑問に思って自分のブログで書くと、他の嵐担に叩かれたり、否定されたりして酷く傷つけられたそうです。
かつてはジャニーズの中でもファンの人柄やマナーのよさに定評があった嵐も、分母が増えるとおかしなファンが増えるのか、それとももともとのファンが今の嵐バブルで変質してしまったのか……どちらにしても、それもまた意外なことでした。
でも話を聴きながら、あぁ、これはまだQustion?に米村さんがいた頃に、私が経験した想いだと感じました。
ちょうど淀川さんが推され始めた頃、それまではメインボーカルだった米村さんがどんどん少クラ等で歌う機会を奪われていった時です。
ライブでは変わらずにメインボーカルを務めていたとはいえ、当時は仕事の関係で平日のeggmanにも行けない私は、大好きな米村さんの歌を聴く機会を失っていきました。
それを悔しく思って、そんな扱いはおかしいと理不尽さに憤っても、心無い人達に中傷されて傷ついていた頃の自分を思い出しました。
まさかそんなところで話が合うとは思いませんでしたが、話せば話すほど、彼女の気持ちは痛いほどよく分かりました。
大好きな人が、グループの中で自分の役割や立ち位置を奪われる。
自分が好きな歌やラップが聴けなくなる。
なのにそれに不満を漏らせば、エゴだの我儘だの邪魔だのと叩かれる。しかも同じグループのファンから。
それがどんなに悲しくて悔しいことか……。
彼女も私と同じで、考え始めるとドツボにハマるタイプなので（この辺、同じ大学の同じゼミにいたからよく分かりますが、二人とも大学の課題を、研究と受け取って突き詰めるタイプなんです）、いろいろ考えてしまうんですよね。
櫻井さん自身の意思でサクラップを封印しているのか、タイアップ等の大人の事情なのか、プロデュース側の以降なのかといった理由や、メンバーはどう思ってるんだろう、ファンは本当にサクラップをいらないと思ってるんだろうか…等々、仕方ないことですが、現状ではどうしてもネガティブ思考になってしまいます。
でも本当に、これは数年前の自分だなと思いました。
最近病気の関係もあって、自分の闇歴史を紐解く機会が多いですが、本当に当時は病んでましたもん。
同じファンだから嫌いにはなりたくないし、誰かのファンだからみんな同じとか、そういう風には思いたくなかったけど、自分が傷つかないためには、できるだけ自分を傷つけるものを遠ざけるのが自己防衛ですから。
えぇもう同担拒否こそなかったけど、誰担や誰担は要注意というのは自分の中にありました。
同じ米村さんのファンでも、考え方の違う人はいるから、なかなか自分からコミュニケーションを取る気にはなれなくて、未だにそうですけど、米村担で長く親しくしているのは一人だけです。
そこは櫻井担の彼女も同じで、一人だけとても考え方が近いお友達がいるそうで、本当にお互いそれだけが救いだねと言っておりました。
私の場合、米村さんが事務所を辞めてセツナクルーズという新しいフィールドに移ってくれたおかげで先に勧めましたが、櫻井さんの場合はどうなんでしょうね…。
ファンは好き勝手な希望を言えるけど、彼らの人生や仕事に責任を持てるわけではないですからね。
結局は本人達の決断を（それが本人の希望に沿っているかはともかく）受け入れるしかない立場です。
例えば一般受けを狙ってサクラップを封印してるなら、この嵐バブルが収まるまではこのままだろうし、でも今嵐みたいにバブル起こせそうなグループいないし……とか言い始めたら、そりゃ夜も明けますよ。
しかも話の大半、変なファンに聞かれたら刺されそうな話ばっかりだし（苦笑）。
恐ろしいのは、12時間も話してたのに、同じところで話がループするのではなく、きちんと話が前に進んでいたことですけどね。
間に中丸さん素敵とか、亀ちゃん魔性とかも挟んだけど、芯はブレなくて、さすが国文二人だと話の筋だけは通すなと、妙に感心してしまいました。
まぁ他人から見たら、理屈分析感情論予測……が延々続くわけですから、絶対に一緒の空間にはいたくないと思いますが（爆）。
でも私、ついこないだも東京で米村担二人で似たようなことやった記憶があります。
あの時はホテルでよかったのかも…翌日のチェックアウトの時間がなかったら、確実に同じ轍を踏んでた予感がします。
理屈並べるのもヲタクの楽しみ方の一つではありますが、考え方は本当に千差万別。
特にネットのような環境では、自分が受け入れられないものはスルー、いちいち噛みつかないのもマナーであり、自己防衛の方法だと思います。
私はおかげさまでファンブログ探しやファン仲間作りなんて、藤ヶ谷担時代にやめましたよ。
別に気の合う人が一人でもいれば、充分楽しいし。
まぁ私がファン友増えないのは、愛で方が特殊だということ以上に、コロコロ担当が変わるせいもあるんですけどね。
相手がジャニヲタ卒しちゃうこともありますし。
KAT-TUNコンが本当に楽しかっただけに、余計いろいろ考えてしまった一日でした。
内容とは全く関係ないです。
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